普段は単独行で日帰り登山をする。山の怖さがだんだんとわかってきた豊川は、一度初心に戻り、経験者からも学ぶことがあるはずと、
アルパインツアーサービス社、石井スポーツ新宿ビックロ店が主催する、「山登りはじめの一歩 第4回 冬の山歩きと山座同定 竜ヶ岳」という初心者講座に参加することにした。
本栖湖バス停そばの駐車場から湖畔への階段を下り、右に湖面を見ながら車道をたどる。
左に本栖湖キャンプ場が広がる。
登山口へは、キャンプ場内を抜けるコースがあるが、青少年スポーツセンター手前の三叉路で左折するルートがわかりやすい。樹林の中をたどれば、やがて小さなゲートがあり、三叉路になっている。左へわずかに進むと右手に登山口があり、木段の登りになる。
ジグザグで高度を上げて肩のような地形に出る。
一度下った後、登りに転ずる。東屋に着くと、山頂へのジグザグ道がササ原の斜面に刻まれているのが見える。
明るい斜面の道を折り返すたびに富士山の位置が右へ左へと変わる。
なだらかな傾斜になり、
湖畔からのルートが合流して竜ヶ岳に着く。
山頂は広く平らで、東側に富士山が大きく、西側には南アルプスを一望する。
いつもはひとり。今回は個別にツアーに申し込んだ、見ず知らずの男女と歩いた。黙々と歩く人もいれば、ずっとしゃべりぱなしで、病的に自分の事ばかりを大声で話し続ける方もいて不思議だった。山歩きには人それぞれいろいろな楽しみ方があるのだということを知った一日だった。
休憩のタイミング、歩く速度、アイゼンなどの道具の使い方、地図の見方など、自己流を矯正するいい機会になった。
これを機会にまたどんどん山歩きに行こう。
豊川純撮影
Nikon Coolpix P900
iPhone 6Plus
使用