豊川です。
相談者に感謝され驚愕されるホロスコープの読み方。
基本は以下の通りです。
あなた(惑星)はどこ(宮)から来たの?どこの方(サイン)。生まれた時にいた場所は、あなたにとって居心地のいい場所?悪い場所?品位よく振る舞える場所なの、どうなの?そして幸運(金星木星=吉)不運(火星土星=凶)の度合いはどうなの?
書店で手に入る多くの書籍が紙幅を稼ぐため記述してある、宮に入っている惑星を読むだけでは浅いです。
その惑星はどのサイン(何座)の主星でどこから流れて来ているのか、そのサインは何宮にあるのか。惑星によってはサインが2つある(水星=ふたご座・おとめ座 金星=おうし座・てんびん座 火星=おひつじ座・さそり座 木星=いて座・うお座 土星=やぎ座・みずがめ座)。
何宮から何宮へと1つまたは2通りの流れも読まないと深くない。
その惑星についても本質的品位を中心に、付帯的品位、ライツへの関連性、他の惑星に対する調和・不調和のアスペクト、ミューチュアルレセプションもしっかり読む。
読み手が他の人と違いを加えたいマニアなら2区分3区分4区分、サビアン・アッセンブリ(惑星の偏り)、ノクターナルやダイアーナル、恒星や小惑星、サビアンシンボルを読んでも良いでしょう。
ここまで読めればその人物の運命傾向がうっすらと浮かび上がる。ほとんどの読み手は手順が逆で雑なんだ。
そこから相談内容を示す惑星に注目し、いろいろ方法はあるが、一般的にはその惑星に対するトランジットの惑星、プログレスさせた惑星、コアな方ならソーラーアークなどさせた惑星との関連性で、未来予測をすればよい。
人物の中に(意識=惑星の配置)ないものは、相談者を苦悩させる現象としては起こらない。気持ちが落ちていて、空想妄想で心配しているようならば、そんなことは起こらないよと相談者に伝えてあげると安心します。
親類、教師、パートナーなどからの刷り込みで、本当の人生を歩んでいない方も実は多い。
真実の占星学